蕁麻とじんましん
ミヤマイラクサは春から初夏にかけての若葉の時期に採取し、
葉を取り除いて、適当な大きさに切ったら、塩を入れた熱湯で
サッと茹でて、水にひたしておきます。後は、おひたしにしたり
ごま和えにしたり、ナッツ類やマヨネーズなどと和えて食べます。
味噌汁の具にしても美味しいそうです。周囲の刺とその毒成分が
気になるところですが、それらは水に入れて加熱する事により、
溶けてなくなり、多くの場合、手で触れても食べても人畜無害
の物質となります。江戸時代の書物「本草鋼目啓蒙」にも、
”葉は苧麻の葉に似て深緑色、対生し、茎葉ともに毛刺あり、
人を刺すこと甚だし。しかれども、煮るときは食うべし。”
と記されています。
このように、古くから国内外を問わず様々に重宝されてきたイラ
クサですが、残念ながら、じんましんに凄まじいい効果を発揮する
という情報は今のところありません。ただ、ミヤマイラクサを食べ
てじんましんが出たという話はあります。何故なら、ミヤマイラクサ
は立派な山菜の一種だからです。
『じんましん』とは、急に皮膚が痒みを帯び、赤い発疹を生じる皮膚
疾患。急性皮膚病の1つで、通常は数分から数時間で跡を残さず消失
します。アレルギー性の場合と非アレルギー性の場合とがあり、
その大半はアレルギー性、しかもIgEを介する「I型アレルギー反応」
によるものだと言われています。そして、その原因となるのが食物や
薬剤、環境抗原、昆虫毒素などの物質です。
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