予防するには
私たちの体は、体内に抗原が侵入すると肥満細胞が抗体反応を
起こし、ヒスタミンなどの化学伝達物質を分泌します。そして
それらの物質が血管を刺激し、血管を拡張させる事に伴って
血管の透過性が亢進するため、血管外への血漿成分の漏出を
起こさせます。
結果、皮膚の真皮内に流出した血漿蛋白が真皮の組織間隙圧に
よって抑制されて限局した浮腫になります。加えて、ヒスタミン
などの化学伝達物質は皮膚の神経を直接的に刺激するため、
痒みや痛みなどを誘発させます。これがじんましんです。
では、我々の体がアレルギー反応を発症する抗原には一体どのよう
なものがあるのでしょうか? 基本的には 卵や魚介類、野菜、
キノコ、山菜などの食物から、植物や虫、ペットの毛など、
実に様々です。と言うより、人それぞれと言った方がいいでしょう。
男性は女性の、女性は男性の好みが異なるように私たちの体が
好む物や嫌うものには協調性など一切ありません。又、受け入れ
られる許容量というのも、時と場合によってまちまちです。
いかなる場合にも生理的にどうしても受け入れられない人もいれば、
気分次第では我慢して付き合える程度の人もいます。
じんましんの抗原に対してもそれと全く同じ理屈が通用します。
なので、ミヤマイラクサが全ての人に対してじんましんを齎すの
ではなく、どうしても生理的に受け入れてもらえない人の体内に
摂取された時のみ、激しい皮膚疾患の要因となる訳です。
誰とでも上手に付き合えて、尚且つ、どんな食物でも上手に受け
入れて上げられるような体質になりたいものですが、中々そうはいか
ないのが現実。そこで、トラブルを避けるためには苦手な人はなる
べく避けるのと同様、肌に合わない物質も避ける。これが最悪ながら
も最高の予防法という事になりそうですね。
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